リテーナーとは
矯正によって動かした歯は、まだ不安定な状態です。矯正装置を外したまま放っておくと、きれいに並んだ歯が後戻りをし始めてしまいます。そこで歯がしっかりするまで付けておく、いわゆるギプスのような働きをさせるのがリテーナーです。
リテーナーには材質・形状によっていくつかの種類があり、主なものとしてQCM、Fix、インビジブルなどがあります。
歯の周囲の骨がしっかりと締まり、歯茎の繊維が新しい歯の位置に馴染むまでリテーナーを装着します。一般的なリテーナーは、外側の歯に沿った針金と、歯の裏側に沿わせる形の合成樹脂製のプレートから出来ています。歯を正しい位置に軽い力で留め、ある程度の余裕を許容しつつ機能させるための装置です。
リテーナーは取り外すことが可能ですが、初めのうちは移動した歯が安定していないので、主に歯を磨く時を除き、常に装着しておかなくてはいけません。装着するのを忘れていると、その間に歯が動いてしまいリテーナーが上手く入らなくなったり、装着したときに痛くなったりしますので、気をつけましょう。
普通は基本的に歯を軽く固定するだけの装置ですから、痛みを伴うことはありません。痛くなるようなら調整してもらえばいいのです。
歯が次第に落ち着き、歯茎の繊維が新しい歯に馴染んできたら、少しずつリテーナーを外している時間を増やしていきます。まず、食事の時に1時間外し、その後外す時間を増やして歯の安定度を確認していきます。最終的には寝ている間だけリテーナーを付け、普段は外してしまいます。それでもリテーナーを着けるときに問題なければ、歯が安定したということになりますね。
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