悪い歯並び・受け口(下顎前突)

受け口

受け口とは下顎前突のことで、下顎の骨が成長しすぎて前方に突出してしまった状態のことです。下顎が成長しすぎた場合の他、上顎の成長が不十分である場合もあります。結果として下の歯が上の歯よりも前に来てしまいますが、単に噛み合わせの状態をいう反対咬合・不正咬合とは厳密には意味が異なります。この病気は、欧米人に較べ、より日本人に多く見られます。

噛み合わせが逆になっているために噛む力が充分ではなく、またサ行の発音などがうまくいかないなどの問題が発生することがあります。

外見上も、下顎が出っ張っている、えらが張って見える、頬の張りがない、鼻の下が短いなどといったことがあるため、精神的な影響を受けることも問題です。

受け口の治療

子供の受け口には、おもに下顎の成長を抑えるためのチンキャップを使った治療が一般的です。場合によっては上顎の成長も促すため上顎前方牽引装置・機能的矯正装置などを用いることがあります。

顎の成長がほぼ完了してしまった年齢では、マルチブラケットを使用するケースや抜歯、顎の前後のずれが酷いケースでは外科手術を行います。

受け口の手術

手術の内容は、顎骨を削り、後ろにずらす方法をとります。顔面に傷が付かないよう、口の中のほうからメスを入れます。上顎の成長不足による影響が大きい場合には、上下両方の顎を治療することもあります。

手術の後は骨がずれないように上下の歯を縛って顎を固定します。その間鼻から流動食を摂ることになるので、1週間ほど入院します。

骨が安定したら歯の矯正を行います。

      

      

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