すきっ歯
すきっ歯。専門用語では空隙歯列(くうげきしれつ)、あるいは正中離開(せいちゅうりかい)などと言います。歯列のずれや、歯が全体的に小粒であることなどから、歯と歯の間に隙間が空いてしまっている症状を言います。これは永久歯が生え揃った状態でのことで、赤ちゃんや乳幼児期の子供の乳歯のすきっ歯は問題ありません。
まず見た目には表情が貧相に見えてしまうということがありますね。また、歯と歯の間に食べ物が挟まってしまったり、歯垢が付きやすくなりますから、虫歯・歯周病の原因にもなります。さらに歯の隙間から空気が抜けてしまうような場合、サ行の発音が上手くできないということがあります。
すきっ歯は、正中離開…前歯の歯と歯の間に隙間があいている状態…を除いて、他の症状と治療方法が少し違います。正中離開では、前歯2本の矯正治療ということも考えられますが、一般的な空隙歯列の場合、歯一本一本の幅を補完する治療が一般的です。
すきっ歯の治療
○歯列矯正。
一般的な矯正治療になります。歯並びを整えるために比較的長い期間を要します。正中離開の場合、費用は前歯の隙間のみの治療費です。通常の歯列矯正よりはずっと安く済みます。前歯2本で150,000円〜といったところでしょうか。
○ダイレクトレジン
樹脂で隙間を埋める比較的新しい治療方法です。治療時間も非常に短くて済みますし、見た目もきれいです。耐久性に若干の問題がありますが、これから一般的になると考えられる手法でしょう。治療費はとても安く15,000円〜20,000円ほどです。
○レジンラミネート
小さな隙間から、目立つ大きな隙間まで対応できます。ダイレクトレジンと同様隙間を埋める治療になります。歯科技工士による作業があります。ダイレクトレジンよりも耐久性があります。治療費は40,000〜50,000円になります。
○ラミネートベニア
歯の表面を削ってから、薄いセラミックスを張る治療方法です。かなり美しく仕上がる手法です。樹脂などよりもずっと高い耐久性があります。およそ80,000〜100,000円ほどかかります。